宮武淳夫建築+α設計

<サイン/ファサード>
お米を販売する店舗のファサードデザイン。駅前の商業店舗が建ち並ぶストリートの角地に位置する。一般的な商業ストリートの場合、視認性を確保するために、建築のファサードから突出するようなかたちで様々なサインが取り付く状態となる。この店舗の場合も周辺環境と同様に、そのような結果としてのファサードが出来上がっていた。
ここでの提案は、建築のファサードとサインとの凹凸関係を反転させることによって、サインを効果的に認知させようとする逆転の発想に基づくものである。
サインだけでなく、パラペット・雨水排水管・窓や出入り口の開口部・掲示板・瓶の回収箱・照明...といった、様々な突出物が取り付く現状ファサードの上に、新たに「凹凸ファサード」を取付ける。 凹部分は既存開口部や掲示板やサインの必要な部分。凸部分は既存突出パラペットや回収箱や雨樋を納めるスペース。そして、凹部分に暖簾のサインを設置し、それを凸部分に仕込んだバックライトによって照らすこともできるサイン計画とした。
様々な付属物による混在した情報が、凹凸二元化によって整理され、 より視認性の高い状態を作り出すことを意図している。

凹凸ファサード(2006)

外観
       

用途:お米屋さん
計画地:京都府宇治市
業務:外装と一部内装デザイン
デザイン期間:2006.11
階数:1階建て